あなたの企画にご支援いただくためには、支援者となりうる相手にきちんとあなたの想いややりたいことに腹落ちしてもらうことが必須になります。
旧知の仲といった、ある程度関係値がすでにあり、あなたのことをよく知っている間柄であれば、内容はそこまで気にする必要はなく伝えることはできうるでしょう。
しかしながら、初めてあなたのことを知り、あなたのやりたいことを知り、お金をいただくといった前提に立つと、そうもいかないことは容易に想像がつきます。
逆の立場に立ち、「あなたが見知らぬ誰かの企画を見て腹落ちしてお金を出すか」といった視点に立つと、きちんと伝えることの重要性が理解できると思います。
この記事では、あなたの想いを企画ページ内できちんと伝えるために最低限するべきことをお伝えします。
企画の内容(本文)
- まず、見出し的にあなたの「やりたいこと」すなわち「お金を集める目的」を書きましょう
- SNSでシェアされるとき、表示されるOGP(画像と文章)内では本文の冒頭箇所が自動的に引用されます。それゆえに、冒頭に目的を書くことが必要で、関心を引くための第一歩になります
- 目的を先に明確にしておくことで、見た人が読みやすく理解が捗るでしょう
- 目的と理由がわからないものに対して、人の心は動きませんし、ともすれば警戒をされるでしょう
- 5W2Hを意識しましょう。
- What:なにをしたいのか
- Why:なぜ、それをやるのか。なぜ、それをやりたいのか。なぜ、お金が必要なのか
- Who:だれのためにやるのか。だれがやるのか
- When:いつやるのか
- Where:どこでやるのか
- How:どのように実現するのか
- How much:それをやるためにいくらかかるのか。どんな用途にどのくらいのお金をかけるのか
- しかしながら、本文の文字制限は400文字と限られています。目的と想い(What, Why)になるべく焦点をあて、足りない部分は割り切って企画の公開後にコメント欄に書きましょう
画像
- 企画に表示する画像は、あなたのやりたいことを視覚的に示すためにもっとも効果的です。
- 「推奨の画像」を満たすと、ピックアップにも表出される可能性が高くなります。
- 「非推奨な画像」を設定してしまうよりも、いっそ無理して選ばず画像を入れないか、企画作成画面にある12種類のイラストから選択された方がよろしいです。
- 非常に高いクオリティを求めるわけではありません。「人に見られる」ということを意識してみましょう
- 推奨の画像
- あなた自身の活動がわかる画像
- あなたのやりたいことがわかるタイトルやコピーが大きく入っている画像
- 高画質・鮮明(スマートフォンのカメラで充分です)
- オリジナルな画像
- 笑顔の写真
- あかるく、さわやか、好印象なのがふさわしいです
- 簡単な図解
- タテヨコ比=1:2
- 正方形や縦長の画像は上下が切れ、SNSにシェアした時に美しく見えません
- 非推奨な画像
- あなたの企画と関係のない画像
- 解像度が低い荒い画像
- キャラクターや絵画、テレビ番組・映画のワンシーン、著名人、他者が撮影した写真
- 花畑、空などの風景
- 支払い明細書、請求書などの書類
- web画面などのスクリーンショット、PCの画面
- ECサイトの商品画像
- ポスターの写真、画像
- ノートの走り書き
- 顔を塗りつぶした写真、顔に絵文字が被せてある写真
- 抽象的な画像
- あなたが好きだとしても、他人はそうとは限りません
- ヒトや動物の怪我や疾病、事故、血痕などの画像
- これらの画像を通して逼迫した状況を伝えたいお気持ちは重々察しますが、他人が見た時にどう思うかを考えると、やさしくはなく、ともすれば不安を煽る可能性がおおいにあります
- 少なくとも明確にこれらはピックアップには掲載できません
- 卑猥な画像
- 散らかっている机や部屋が背景として写り込んでいる画像
- 文字が多く可読性・可視性が著しく悪い画像
- スマートフォンで閲覧することを前提にすると、小さい文字は潰れて読めないと考えましょう
- 推奨の画像
お返し
- 最初は300円程度がおすすめです
- ワンコイン以下の方が支援しやすく、よっぽどのものや関係がないと1000円以上は支援が入りにくい傾向があります
- 「お礼のメッセージ」「お手紙」などの気軽なものから、あなたの提供できるスキルやサービス、作品など、あなたならではのものを設定しましょう
- 「感謝する」「何もできない」「頑張ります」「足しになります」「良い社会を作ります」といった意思を表示するのみで実態がないに等しいものは禁止です。感謝は別の機会にきちんと言葉にして伝えましょう